なんとなく肌の色がさえてないと「肌がくすんでいる」と感じる人が多いようです。
しかし、くすみと一口に言ってもさまざまな原因や種類があります。
まずくすみの主な要因として角質が厚くなることが挙げられます。加齢でターンオーバーが鈍ると、角質はもともとメラニンを含んでいますので、肌全体が黒ずんで見えてしまいます。
次に血行の問題も挙げられます。若く健康な肌は適度な血色がありますが、年齢とともに末梢の血管が細くなり、血行が悪くなり、血色が失われることで肌がくすんで見えてしまいます。
もう一つは、慢性的な色素沈着です。化粧品が肌に合っていないなどの理由で常に肌が炎症を起こしており、炎症はメラニンを増やしてしまいますので、炎症の結果メラニンが増えてしまいくすんで見えてしまいます。
自分のくすみがどの原因によるものかしっかり見極め対策していくことでくすみは改善できるでしょう。ターンオーバーが鈍っているかたは、トレチノイン成分を使うとターンオーバーを早めることができます。併せてハイドロキノン成分が含まれるクリームを使用することでメラニンを減少させる効果があるため、美白効果も高まり、くすみも改善されるでしょう。